センターのご案内
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千葉産業保健総合支援センターでは専門的相談、セミナー、情報の提供を通じて、産業医、保健師・看護師、衛生管理者・(安全)衛生推進者、労務・安全衛生担当者、事業者等の産業保健の促進に携わる皆さまを多角的に支援いたします。
所長あいさつ
「働くことは生きること・生きることは働くこと」というのが私の考えの基本です。
ここでいう「働く」とういうことは「生きるための作業に関すること」という大きな概念です。人は生きるために働きます。
働く人の健康を守り、増進することを目的とする産業保健活動は、人が生きていく限り必要な活動です。
産業保健活動の主軸を担う産業医は、1938年の「工場医」、1947年の「医師である衛生管理者」、1972年に制定された現在の「産業医」というようにその役割が強化されてきました。 さらに日本においては、今までの産業保健活動の基本が身体的健康であったのが精神的健康をも主要目的とするようになり、世界で初めて心の健康を検査し対応をする「ストレスチェック制度」を法律で実施することが決定しました。このように産業保健の活動分野が拡大し、内容が緻密になることは働く人にとっては、極めて有益なことです。
このような産業保健活動の進展には、産業保健に関わる産業医、保健師・看護師、衛生管理者などを始め、企業経営者に対する教育と活動支援は必須であります。
千葉産業保健総合支援センターは産業保健活動の意義を常に意識し、産業保健に関係する皆様への有効な支援を強化・拡大してまいります。
ともに働く人の健康を守り、増進するために頑張りましょう。
平成31年3月1日
千葉産業保健総合支援センター
所長 能川 浩二
産業保健活動総合支援事業のサービス内容
産業保健総合支援センター
事業者や産業保健スタッフなどを対象に、専門的な相談への対応や研修などを行います。
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- 産業保健関係者からの専門的な相談への対応
- 産業保健関係者への研修
- メンタルヘルス対策の普及促進のための個別訪問支援
- 管理監督者向けメンタルヘルス教育
- 事業場における治療と仕事の両立支援
- 事業者・労働者に対する啓発セミナー
- 産業保健に関する情報提供
- 講師派遣・斡旋
地域産業保健センター(地域窓口)
労働者数50人未満の事業場を対象に、相談などへの対応を行います。
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- 相談対応
・メンタルヘルスを含む労働者の健康管理についての相談
・健康診断の結果についての医師からの意見聴取
・長時間労働者に対する面接指導 - 個別訪問指導(医師などによる職場巡視など)
- 産業保健に関する情報提供
※労働者数50人以上の事業場についても、産業保健総合支援センターの
サービス利用の相談などを受け付けます。
- 相談対応
平成26年4月より、従来の3つの産業保健事業(産業保健推進センター事業、メンタル対策支援事業及び地域産業保健事業)を一元化し、「産業保健活動総合支援事業」として、事業場の産業保健活動を総合的に支援します。
独立行政法人労働者健康安全機構が事業の実施主体となり、地域の医師会等の関係者の皆様にご協力を頂きながら事業を行っていきます。
上記事業の詳細については、千葉産業保健総合支援センターへお問い合わせ下さい。
窓口相談
産業保健に関する問題について、専門相談員が解決をサポートします。ご相談は、窓口または電話、メール等で応じます。相談内容についての秘密は厳守いたします。
担当分野 | 具体的事例 |
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産業医学 |
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メンタルヘルス |
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労働衛生工学 |
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労働関係衛生法令 |
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カウンセリング |
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保健指導 |
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産業保健に関する様々なテーマでセミナーを開催しています。
担当分野 | セミナー例 |
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産業保健 | 健康診断事後措置について 新型インフルエンザについて等社会的関心の高いテーマ 長時間労働者に対する面接指導 衛生管理者の職務について 作業環境測定(実習) 産業看護の保健指導の実践 カウンセリングの技法について |
両立支援 | 治療と仕事の両立支援ガイドライン 職場における両立支援の仕方 |
メンタルヘルス | 職場で求められるメンタルヘルスについて 職場復帰のための社内体制について ストレスチェック |
情報の提供
産業保健に関する図書・器材の貸し出しを行っています。図書に関しては宅急便でのお届け(送料は利用者様ご負担)も可能です。